フリーターと正社員に求められる条件の違いを経験者が解説!

ニート・フリーター・非正規雇用

正社員に求められる条件は一般的に言われているようなものばかりではありません。その条件を知りたいと思うフリーターは多いでしょう。

上司が明確に示してくれればいいのですが、正社員採用は上層部が決定しているために上司でも知らないということは珍しくないでしょう。

この記事では、フリーターと正社員で求められる条件の違いについて紹介いたします。

会社によって違いはありますが基本的に求められるものというのは似通ってきます。

実際にフリーターから正社員、そして店長まで昇進した体験から、正社員に求められる条件を詳しく述べていきましょう。

フリーターには求められなくて正社員に必要な条件とは?

フリーターに求められず正社員に必要な条件には「責任感」「マネジメント能力」「リーダーシップ」「社員しかできない仕事を行えること」「プレッシャーに耐えるか無視できる能力」「フリーターの誰よりも働くこと」の6つが求められます。

具体的に紹介していきましょう。

責任感

基本であり正社員の絶対条件が「責任感」です。
フリーターと正社員の違いの半分は責任感だと言っても良いでしょう。
トラブルがあったときにフリーターでは対処できない問題を処理する役目が正社員には求められます。
フリーターの中には正社員なみの責任感を持っている人もいます。そういった人は自然と正社員に推薦されることが多いでしょう。そのくらい重要な条件です。
ちなみに正社員採用の面接で「正社員とアルバイトの違いは?」と聞かれたら「責任感です」と答えておくだけでだいたい納得してもらえます。

マネジメント能力

正社員は数多くのフリーターを統率する役目が求められます。
しかしフリーターの段階でマネジメント能力を求めることはさほどありません。もちろんあるにこしたことはないのですが、多くの場合は正社員になったら嫌でも身につけることになります。

リーダーシップ

近年では何かと話題となるリーダシップですが、無くても致命的な問題はありません。リーダーシップを身につけるのは6つの条件の中で最も難しいです。正社員や店長でも身に着けていない人はたくさんいます。
しかしリーダーシップが必須かと言われると疑問を抱かざるを得ません。あれば活躍できますが、無ければ自分に適した方法でマネジメントをすることで正社員として十分に仕事をこなすことができます。

社員しかできない仕事を行えること

フリーターの段階で社員の仕事を行えるならそれが最善ですが、多くは社員になったら自動的に仕事が割り振られます。
正社員の条件の1つではありますがフリーターの段階で満たす必要性は無い条件です。

プレッシャーに耐えるか無視できる能力

正社員になるだけなら必要ありません。ただし正社員を続けるのなら必須の能力です。
フリーターから正社員になると周囲の視線が一変します。
「正社員なのだからこのくらいの仕事はできるでしょ?」と上司はもとよりフリーターからも言われます。
しかし正社員になった直後に求められる仕事を満足にこなせる人はほとんどいません。
そのため「正社員のくせに役に立たない」という評価に一定期間さらされることになるでしょう。
努力によって解決していく問題ですが、このプレッシャーに耐えられずに退職する人は多いです。
もし正社員になるのならプレッシャーを無視できる図太さか、耐えられるだけの精神力や不安解消法を身につけましょう。

フリーターの誰よりも働くこと

正社員はフリーターよりも働くことが求められます。
このため忙しい時期は体力的にも精神的にも追い込まれるでしょう。
正社員になったけれど仕事が好きではなく嫌々やっている場合はこれが原因で退職する人もいます。
この要素は正社員になってから店長などに出世したとしても求められる要素ですので、フリーターのうちから誰よりも働けるようにしておきましょう。

 

どうすれば正社員に求められる条件を満たせるのか?

正社員に必要な条件はわかりましたが、どうすれば身につけられるのかがわかりませんよね。
しかし、正社員に求められる条件はフリーターのうちから満たす必要はありません。
身につけたほうが良いのは間違いありませんが、すべて無くても正社員になることは可能です。
なぜ今は必要ないかと言うと、フリーターから正社員になる人のほとんどが上記の条件を正社員になってから身につけているからです。

まずは正社員になることが最優先です。方法は問いません。
ただ、最短で正社員になりたいのであれば「社員にしかできない仕事」を正社員から譲ってもらうことをおすすめします。
もちろん「正社員の仕事を教えてください」と言ってすぐに教えてもらうことはできないでしょう。
まずは正社員の簡単な仕事から手伝いましょう。
基本的に正社員は多忙です。手伝ってもらえるならフリーターでもどんどん仕事を渡したいと考えています。
そんなときにフリーターの1人が「手伝います」と言ってきたら好感を抱くでしょう。
そうでなくとも簡単な仕事から割り振っていき、次第に重要な仕事も任せるようになります。
実際にこの方法を実践したところ1年で上司から絶大な信頼を得る立場になりました。
非常に有効な方法ですのでぜひ試してみてください。

 

正社員に求められる条件をフリーターの段階で身につける方法

正社員に求められる条件をフリーターのうちに身に着けたい人もいるでしょう。
そんな人のために正社員に必要な条件を身につける方法を紹介いたします。

責任感の身につけ方

責任感は一朝一夕では身につきません。
まずは「あらゆることを自分ごととして捉えること」を意識してください。
たとえば誰の仕事でもないけれど誰かがやらなければいけない仕事があったとします。
ほとんどの人は放置するでしょう。しかし「これは自分の仕事だ」と考えると、率先して行動するようになります。
この積み重ねによって責任感が身につくでしょう。

マネジメント

自分で企画してリーダーに立候補してください。
マネジメントは実際に他人を率いていなければ身につかない技術ですので実践あるのみです。
立候補するのに勇気がいるでしょう。コツとしては立候補時に「失敗したらどうしよう」と考えないようにすることです。細かいことは手を挙げてから考えることを意識してください。

リーダーシップ

フリーターの段階で身につけるのは至難の業です。
社員でも身につけるのが難しいほどで、対策としては本を読んで実践することです。
「自分にとって理想のリーダーとは?」を想像してその通りに行動するのもおすすめです。

社員しかできない仕事を得る

正社員に対して積極的に「手伝えることはありますか?」と聞きましょう。最初は簡単な仕事ばかりですが、次第に重要な仕事を任せてもらえます。

プレッシャーに耐える能力

フリーターの段階で身につけるのは困難です。なぜなら、プレッシャーが存在しないと鍛えられないからです。
正社員になってからプレッシャーに耐える方法としては、無視できないのなら誰よりも働きましょう。文句を言わせないくらい頑張れば多くの人は何も言わなくなり、応援してくれます。
それでも妬む人はいるでしょう。その場合は信頼できる上司や正社員に相談してください。

 

まとめ

フリーターと正社員では求められる条件が大きく異なります。
特に「責任感」が最も重要で、これさえあれば正社員に必要な条件の多くは自然と身につくでしょう。
正社員に必要な条件はフリーターの段階で身につける必要はありません。
フリーターから正社員になった人の多くが、その条件を正社員になってから身につけているからです。多くの条件は正社員になれば自然と身につくでしょう。
どうしてもフリーターの段階で身につけたいのなら日頃から読書をして実践し、意識することが重要です。
正社員の仕事を手伝い、誰よりも働くことで身につけやすくなるでしょう。

コメント

  1. 岩本 より:

    私はパートから社員になりたいです。その為社員になりたい抱負や論文を書かないと行けないのですが待って書き方がわかりません
    教えてください