いつも持ち歩いているスマートフォンで英語の発音練習が出来たら便利ですよね。
今回は、発音練習が出来るアプリSpeak Englishを紹介します。
- お手本となる音声を聞く
- 自分の発音を録音する
- お手本と自分の発音を比べる
初級編でアルファベットごとの発音を、応用編で会話文の練習をすることが出来ます。
Speak Englishの使い方
登録方法
Speak EnglishはiPhoneまたはiPad用のアプリです。
アプリをダウンロード後、Select your languageでアプリ内で使用する言語を選びます。アプリ内での説明はほとんどありませんので、Englishまたは日本語のどちらでもよいです。メンバー登録の必要はありません。
値段
アプリのダウンロード自体は無料です。
デモモードで10個程度の例文を試すことが出来ます。上級編の会話レッスンは有料となっており、それぞれのセクションを$0.99ドルで追加出来ます。
使い方
初心者向けレッスンと上級者用レッスンがあります。まずはBeginner Sessionsを見てみましょう。
Beginner Sessionsには、Th, W, V, X, Yなどの発音しにくい音を含む単語レッスン、アルファベットごとの発音、数や日付、挨拶や自己紹介、趣味など中学生レベルの会話文などが収録されています。
Pronunciation I を開いたところです。それぞれ”th”“W”“V”を含む単語が30個ずつ収録されています。
まずは再生ボタンを押してお手本となる音声を聞きます。お手本を思い浮かべながら、右下にあるマイクボタンを押し、自分の発音を録音します。
録音が済むとマイクマークの下にスピーカーマークが出現し、自分が録音した音声を聞くことが出来るようになります。お手本の音声と自分の音声を交互に聞き、出来るだけお手本と同じ音が出せるように練習します。
上級編
Advanced Sessionsでは、会話文を聞いて練習します。使い方は初級編と同じで、お手本となる音声を聞く→自分の音声を録音する→お手本と自分の音声を聞き比べる・・・です。
上級編は「スモールトーク」「プレゼンテーション」「仕事の面接」「旅行」「恋愛会話」「カスタマーサービス」「セールス」に分かれていて、それぞれ約70-100個の例文があります。
どのような例文が収められているか見てみましょう。
スモールトーク編
- Good afternoon. It’s a pleasure to meet you. My name is John Smith.
- I read an interesting article on that last week.
初めて会った人に挨拶をする、興味深い話題について話すきっかけを作る文章など、発音練習用だけではなく、そのまま暗記して使える文章ばかりです。
プレゼンテーション編
プレゼンテーション編は、プレゼン前、紹介、内容について、聴衆への質問、プレゼンのシメに分かれており、全部で74の例文があります。
オンラインマーケティングについてのプレゼンとなっており、壇上に立ってから機械のトラブルに遭い、テクニシャンに調整を頼んでからプレゼンの紹介、そして内容発表とQ&Aという一連の流れとなっています。
- Today, I would like to talk to you about online marketing.
- Now I would like to take some time for a Q&A session.
Speak Englishの利点
Speak Englishの利点は、アプリ内でお手本音声と自分の発音の録音、確認が出来るところです。
また、例文が豊富で日常生活に則したものとなっていますので、発音練習だけでなく暗記してそのまま使うことも出来ます。
Speak Englishの対象者は?
中級〜上級者向け。アルファベットごとの発音に分かれているとはいえ、発音記号による説明はなく、耳で違いを聞き分けなければなりません。
また、“a” の異なる発音の違いの説明もなく、“a”が含まれる単語たちを練習するという形ですので、このアプリの前にMastering the American Accent や、American Accent Trainingなどで基本をしっかり学んだほうが良いでしょう。
実際の会話に基づいて発音練習出来ること、スマホアプリなのでどこでも持ち歩いてスキマ時間に練習出来ることがこのアプリの特長だと思います。
まとめ
お手本音声と自分の発音を簡単に比較できるアプリです。
例文も豊富に掲載されていますので、発音とともに基本的な例文を暗記すると日常会話に役立つと思います。
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