オンライン英会話の利点は、比較的安価な値段で毎日マンツーマン英語レッスンを受けられることです。

しかし、フリーカンバセーションの場合、数ヶ月も経ってくると、話す事が無くなったりマンネリ化してしまったりすることがあります。

毎回天気の話題に時間を費やすのも勿体ないですし、出来ればこちらが会話の主導権を握り、効果的に時間を使いたいものです。

そこでお勧めなのが、ライティングを組み合わせた英会話レッスンです。

やり方自分に関するネタについて英作文しておき、レッスン中に添削してもらいながら同時にスピーキングの練習をするというものです。以下にやり方を説明します。

レッスン前にライティングを用意する

自分に関するネタを書く

1つのレッスンにつき、1トピック用意します。

まずは自己紹介文が良いでしょう。

自己紹介は、今後何百回も使う定型文となります。間違った文章を繰り返して使わないよう、最初に添削してもらいます。

 

内容はできるだけ詳しく!

この時注意したいのが、できるだけ詳細に書くと言うことです。

書いた内容を全て話すチャンスはないかもしれませんが、色々なシチュエーションや質問に対応出来るよう、そのトピックに関する事で思いつくことはなるべく全部書いておきます。

例えば自分の仕事について紹介する場面を想像してみてください。

「私は会社員です」というのは短すぎます。

日本では、聞かれたこと以外答えず、簡潔に話すことが期待されますが、英語圏の人は説明を加えながら詳細に話すよう訓練されています。

ですので、英語で話す時は、いつもの日本語での返答よりも少し具体的に話すことが必要です。

仕事のことであれば、何をしている会社で、何年働いているのか、会社の規模はどれくらいか、自分の仕事の内容は何か・・・等。

趣味の映画の事であれば、「趣味は映画鑑賞です」だけではなく、最近観た(最近観ていなければ最後に観たものでも構いません)作品の話、オールタイム・ベスト5、今年のベスト作品5つとその理由、お気に入りの俳優さんとその理由などです。

その他にも、出身地のこと、家族構成のこと、休日の時間の過ごし方、今年の目標、読んだ本、気になるニュースなど、話題は何でも構いません。

まずは、初対面の人と話しそうなトピックを選ぶと良いと思います。

 

レッスン中に添削してもらう:上手く書けなかったところを相談する

事前に用意したトピックをチャットウィンドウにコピー&ペーストするか、Wordファイルを送るなどして先生に添削してもらいます。

ライティング添削サービスなどを利用するのも良いのですが、英語学習初心者の場合、「こんな事を言いたいのだけど、上手く言い表せない」というような事を、先生に対面で説明出来るという点で、オンライン英会話を利用したライティングが適していると思います。

文法的には正しいけれど不自然、という文章があれば、より自然な文章に直してもらいましょう。

 

添削された文章をもとに会話レッスン

信頼出来る先生に添削してもらったら、そのトピックについて話しあいましょう。

正しい発音とイントネーション、アクセントで読めているかをチェックしてもらいます。

そして大事なことは、そのトピックでのレッスンを1回で終わらせず、他の先生とも同じ内容で話してみるということです。

添削からしなおしてもらう必要はありませんので、直された英文を出来るだけ暗記して、違う先生とのレッスンに臨みます。

トピックは同じでも、各々の先生の質問は異なるはずです。

途中で質問をはさむ先生や、トピックから次々と関連質問をしてくる先生など、先生によって会話スタイルは様々なので、良い質疑応答の練習にもなるでしょう。

そのトピックについて自信を持って会話を続けられるようになるまで色々な先生と話してみてください。

 

効果的な英会話レッスンの受け方:復習編

英会話の練習をするのが全く初めて、というのであれば、レッスンを受けるだけで英会話の上達を感じられる時期もあるでしょう。

ただ、数をこなしているだけでは、そのうち頭打ち状態になってきます。

せっかく毎日30分程度の英会話レッスンを受けるのであれば、きちんと復習してレッスンの成果を最大限に活かしたいものです。

今回は、効果的に英会話レッスンを受けるための復習方法を紹介します。

 

英会話レッスンノートを用意する

レッスン準備と復習のためのノートを1冊用意しましょう。

ノートは何でも構いませんが、後で見返して分かりやすいよう、チラシの裏などではなく大学ノートなどが良いでしょう。

 

このノートには、ディスカッション中に使いたい単語のメモ、トピック案などを書いておきます。

そしてレッスン中には教わった英語表現や、文法間違いを指摘された箇所などをメモします。

会話中はどんどん話が流れていきますし、何日分かまとめて復習しようと思っても、細かいミスまでは思い出しにくいものです。

レッスン中にノートをまとめることはせず、走り書き程度でもいいです。

 

レッスン後、言葉に詰まった箇所を見なおす

レッスンが終了した後、話した内容を振り返ってみましょう。

この時気をつけたいのが、話した内容を一語一句再現するのではなく、「あの時こう言いたかったけど単語が思いつかなかった」という箇所や、同じ単語を繰り返し使ってしまった部分を重点的に作り直します。

例えば、“住宅街”という単語を思いつかず、“places where people live,”と言ったような場合、”residential area”と、本来自分が言いたかったことに近い単語を調べます。

また、“I think 〜. And I think〜”という繰り返しが続いてしまった場合など、As I see itや、It seems that など他の表現に置き換えられないか考えてみます。

 

カンバセーションレポートを作成してみる

オンライン英会話レッスン中は話すことに集中していますし、会話もどんどん流れていきますので、単純な表現を繰り返し使い、比較的簡単な構文を使って話しています。

レッスン後、言葉に詰まった箇所を考えなおし、より良い表現を調べたら、話した内容をもとにして、言いたかった内容を改めて英作文にしてみます。

先ほど話した内容の“改訂版”のつもりで書いてみてください。

可能であれば次回、英会話レッスンを受けた先生に英作文を添削してもらうとなお良いと思います。

前回話した内容なので、先生にもこちらの意図したことを理解してもらいやすいです。

 

まとめ

自分に関するネタは、これから幾度となく繰り返す可能性のあるトピックです。

新しい先生と話す時、聞かれた事だけを1文で返すのではなく、広がりのある話をすることが出来れば、英会話レッスンだけではなく実生活でも役立ちます。

英会話レッスンのマンネリを防ぎ、内容のある話を出来るようになるためにも、英会話レッスンとライティングを組み合わせ、自分ネタをストックすることをお勧めします。

また、オンライン英会話レッスンの効果を最大限に引き出すためには、レッスン中に得た反省点を次回に活かすことが重要です。

レッスンを受ける際に注意しなければならないのは、受け身にならないということです。

先生に“教えてもらう”事を期待するのではなく、主体性を持ってレッスンに取り組む必要があります。

オンライン英会話レッスンは、自分が勉強した内容を使う場であるということを心得ましょう。

数をこなす事も大事ですが、初級〜中級以上になるためには、復習が不可欠だと思います。

シンプルな1文を接続詞で繋げていくだけでも、傍からみれば流暢に話しているように聞こえますが、込み入った内容を相手に分かりやすく話すためにも、英会話レッスンノートを活用し、前回よりも少しでも上達するよう心がけてみてください。