【転職活動完全版】正しい履歴書の書き方10項目、手書き派・PC派アンケート、手書きを求めてくる企業も存在する

転職のノウハウ
この記事でわかること
  • 履歴書提出の実態(手書き派vsPC派)
  • 手書き履歴書を求めてくる企業
  • 正しい履歴書の書き方

「転職エージェント経由でも手書きの履歴書を求めてくる企業が稀にあります」

転職活動で応募先に提出する履歴書。現在は電子データになりつつあるといえます。私は新卒で就職活動をしていたとき、
・IT
・電機メーカー
などの業種に応募していたため履歴書はすべて、電子データ。Web経由で提出していました。

また企業も転職エージェントから受け取った電子データをそのまま、履歴書として受理するため、手書きで履歴書を書くことは、非常に稀(になった)といえます。

ただ日本企業のなかには未だに手書き文化が残っていて、特に文系出身者を受け入れているような企業に顕著です。

数年前の話で恐縮ですが出版業界は、応募時は手書きの履歴書を封筒に入れて郵送するようになっていて、私も同様の対応をしたことがありましたが、現在はどうなのでしょう?

まずは私の回顧録を、次に現在も転職活動中に手書きを求められることがあるのかアンケートを実施したその結果も、ご紹介します。

 

2012年、手書き履歴書を求められた管理人の話

2012年といえばもうスマホとかも登場していましたよね? 手書きの履歴書を求めてきた企業が本当にあったのですか?

はい。老舗企業でしたが転職エージェント経由で応募したにもかかわらず、また電子データで履歴書を提出していたはずなのですが、書類選考通過後、面接で
・筆記用具
・紙の履歴書
を持参するよう言われました。

そうなのですね!

納得がいかなかったため実は、このようなやりとりをしてみたのです。

私「紙の履歴書…、以前、提出した電子データではダメなのでしょうか?」

 

エージェント「今回は手書きでお願いしますとのことです。フォーマットは問いませんので市販の履歴書に直筆で記入を…」

 

私「これって先方の要望なのですか?」

 

エ「そうなります。私の一存ではありませんので、お手数ですがお願いいたします」

どうやら企業の採用ルール、伝統、文化らしく手書きの履歴書しか受け付けないという話でした。どれだけの会社が手書き至上主義かわかりかねますが、会社から言われて仕方なく手書きしたという方は意外と少なくないでしょう。

前出の老舗企業ですが志望度は、低かったです。それゆえ正直「面倒くさいな」と感じ、やる気が出ませんでした。過去、手書きした履歴書を日付だけ変えてコピーしてやろうかなとあまのじゃくを発動させたくらいです。 

同じ内容なのに再提出ですから、たしかに面倒くさいですね…。

もはやコモンセンス(常識)として成立している話ですが、履歴書は
・鉛筆不可
・ボールペンなど消えないもので記入
・修正液もNG
・砂消しゴムももちろんNG
ですから間違えると自動的に、一から書き直しになります。もちろん消えるボールペンもダメでしょう。

このルール、いつ誰が決めたのでしょうね(苦笑) その議論はまたの機会とし、これより手書き履歴書に関するアンケートの結果をご紹介していきます。

 

手書き派PC派どっち、履歴書に関するアンケート結果

実施日:2019年8月2日
実施媒体:ランサーズ

手書き派が過半数、PC派も4割弱

履歴書についてスタンスを教えてくださいと尋ねたところ

  • 手書き派…52人
  • PC派…39人
  • どちらでもない…9人

という結果となりました。

昔からPC派の私にとっては意外な結果でしたが、手書き派の人がまだまだ多いようですね!

手書きを求められたことがある人は2割

ここ数年、割と最近、応募先などから転職活動中に履歴書の手書きを求められたことはありますか? と尋ねたところ、

・はい…21人
・いいえ…79人

2割超の方が手書きの履歴書を企業側から求められた経験があったことが明らかになりました。

そして手書きを求めてきたのは誰かについても尋ねたところ、

  • 転職エージェントのキャリアアドバイザー…5人
  • 企業の人事・採用担当者…12人
  • 無効回答…4人

という結果になりました。

手書きを求める会社はさまざま

手書き履歴書を求めてきた会社はどのようなところか尋ねたところ、以下のような具体的回答もいただけました。

・製造販売の中小企業
・化粧品業界大手
・近所の零細企業
・経理シェアード会社
・官公庁採用試験
・老舗看板会社
・老舗企業
・老舗建設企業(中小)
・IT系
・大手保険会社
・老舗印刷会社
・教育業界大手企業
・アニメーション制作会社
・法律事務所
・地場企業
・有名全国チェーンの専門店
・経営者が年配の方の会社
・運送会社など

最後に履歴書についてご意見、アドバイス等があればと伺ったところ、以下の回答を得ました。

履歴書についての意見、アドバイス

意見
  • 手書きだと書き間違えたときツライので、PC入力のみにしてほしいです
  • 履歴書は手書き、職務経歴書はパソコンで。との指定がまだ多いように思います
  • 手書き業務が多い職業以外は、PCで問題ないのではないかと思います
アドバイス
  • 手書きで気持ちを込めて書けば誠意が伝わります
  • 志望動機は採用担当者が注目するため丁寧に直筆すると好感度アップします
  • 面接時にしっかり答えられるよう、送付した履歴書は一部コピーし手元に置いておきます
  • できるだけ丁寧に手書きし、会社に意欲や姿勢を見せるべきです
  • 履歴書は正直に書くことこそ、成功の秘訣だと思いました
  • 手書きのほうが気持ちが伝わります
  • 嘘を書いたらバレると思います

また別のアンケートで履歴書にまつわる失敗エピソードも訊いてみました。

履歴書の失敗エピソード

書き損じ
  • 手書きで履歴書を書くとかならずミスをします
  • 1枚書き上げるのに膨大な時間がかかってしまいます
  • 書き損じが発生し1枚作成するのに2時間くらいかかりました
  • ほぼ書き終えたところで書き損じ、泣く泣く最初から書きなおす羽目に…
下書きをしなかった結果

・下書きをせずボールペンで書いたところ、間違いが多く履歴書20枚をムダにしました

何度も確認したのに…

・面接官から指摘を受け誤字があったことがわかりました。履歴書を書いたあと何度も確認したのに…

手書きしなかったことを後悔

・応募先指定様式がPDFでした。手書きを求めているのかなとも思いつつPDFをWordに変換し提出しました。書類選考で落ち手書きすべきだったと後悔することはあります

履歴書の内容がアダに

・カンタンに書きすぎ面接では(かなり掘り下げられ)たくさん聞かれ、回答に苦慮しました

正直に書いたものの…

・英語はまったく話せないのに海外に住んでいたことがあり、正直に海外在住歴ありとし、提出したら帰国子女で英語が話せる人材と勘違いされ、変に期待させてしまいました

提出前にやはり確認を!

・転職サイト担当者が添削したものを利用し自分で確認しないまま提出し面接を受けた際、面接官から「言ってることと履歴書の内容が違う」と怪しまれました

※そのほかのエピソードは後半部分でも随時、ご紹介していきます。

 

履歴書、やっぱり手間ですね! どうして企業は手書きを求めるのでしょう?

次章で説明します。

 

各企業には採用・選考へのこだわりがある

先述したとおり、企業内には採用ルールや伝統・文化、そして“こだわり”があるといえます。

“履歴書は手書き”

これもそのひとつです。手書きの履歴書はまだ序の口で、とある企業グループの入社試験では創業者の本を読み感想文を書く課題を出してくることもあるようです。

京セラ創業者の稲盛和夫さんのことですよね? 私も人伝で聞いたことがあります。

多分、それを教えたのは私だった気が^^

私はこれまで比較的リベラル(自由主義的)なIT系の仕事をしてきましたので、煩わしい採用手法はあまり好きではありません。しかしとにかく

  • 創業者が決めたこと
  • 社内で決まっていること

はカンタンに覆らないでしょう。あと「字は体なり」という言葉があるように。シンプルにその人の字の美醜を見ている可能性もあります。

字のキレイさですか?

キレイさも然りですが丁寧かどうかです。またたとえば「様」の書き方ひとつを見て、性格や考え方を読み解く鑑定手法もあったりします。知人が文字鑑定を受けたらしく、結果を見せてもらったところ、ドンピシャで当たっていました。

  • 仕事は丁寧か
  • バランスのとれた字を書けるか
  • 取引先に出す書類を任せても問題ないか

など各社、判断ポイントは違うと思いますが、独自基準を設けているのかもしれません。

ところでセイジさん、履歴書の書き方って憶えています? 知っていたら詳しく教えてほしいなと思って…。

転職活動で必要でしたから。数年前のことですが大体は憶えています。ここから履歴書について10項目に分け、正しい書き方をお伝えしていきます。

 

正しい履歴書の書き方・作成方法 10項目完全版

1.個人情報部分

ここでは「日付」のほか、「生年月日」「現住所」「連絡先」「電話番号」「メールアドレス」といった個人情報の書き方について説明します。

「日付」は記入日ではない 

日付は履歴書の提出日を、記入します。郵送されるご予定なら投函日、持参されるご予定なら持参日を記入します。いわゆる履歴書を書いた日付ではありませんので、覚えておかれてください。

「生年月日」は通常、和暦で以下、統一する

表題のとおり生年月日は、元号(昭和、平成、令和)と年月日を記入します。西暦でも間違いではありませんがその代わり、卒業年月や免許取得年月などもすべて西暦で統一します。

西暦も和暦も混在する履歴書はありえないわ。

また和暦か西暦かを企業などが指定する場合もありますので、そこは従うようにします。

失敗エピソード

  • 西暦での記載を求められていたにもかかわらず和暦で書いた履歴書を提出しました
  • 履歴書は和暦で書いたのですが職務経歴書は西暦、統一感のなさを指摘されました
「現住所」は正式表記で 

ハイフンでつなげようとせず「一丁目1番地1号」などと正式な表記で記載します。普段、省略しがちですが、履歴書には都道府県も記入します! マンション・アパートの名称、部屋番号もお忘れなく。

「連絡先」は基本、同上

連絡先はほとんどの場合、自宅(現住所)となるはずですから「同上」と書くのが一般的です。現住所以外で常時速やかに対応できる連絡先がある場合は、その住所と電話番号を記載します。

「電話番号」は基本、両方とも

固定電話、携帯電話の両方もしくはいずれかを記載します。企業などからどちらを記載すべきか指定がある場合は、それに従います。

「メールアドレス」は特に丁寧に 

特に手書きの場合、aやd、gや9など誤読されないよう細心の注意を払い、大文字・小文字確認しながら丁寧に書きましょう。

間違えても会社が付与しているメルアドは使用厳禁ですよ。

下手すると会社に、転職バレしますからね…。

2.学歴・職歴欄

「学歴」も正式名称で

まず1行目の年月は空欄にしタイトル 学歴 と書きます。そして2行目から学歴を、古い順から入学と卒業に分け、年月交え記載します。学校名は「○○高」などと省略せず「〇〇高等学校」と正式な名称を記載します。義務教育部分は記載しなくても問題ありません。

学部、学科、コース、専攻などももちろん記載します! また最近ですとアプリを使って履歴書を作成できるのですが、入学・卒業年月がズレ、そのまま気づかず提出した方もいらっしゃるようです。

便利ですけど、最後は自分の目でしっかりと計算、細かくチェックしたいものです。

「職歴」は欄をうまく活用する

学歴を書き終えたら、1行空けます。そして次の行に学歴と同じようにタイトル 職歴 と記載します。以下、正式社名とともに退社(退職)、異動、昇格、出向などの経歴を年月交え記載していきます。

正社員の職歴だけでは長期のブランクができる、経験やスキルが乏しく見られそうであれば、非正規雇用で働いていた分も職歴として記載し、派遣社員、パート、アルバイトといった雇用形態もカッコ書きで併せて記載します。

すべて記載しても欄が空くようであれば会社の主要事業、従業員数、所属部署、業務内容なども書き込むと、より親切な記載となります。また退職の理由も「一身上の都合により」などと具体的に記載します。在職中、退職予定であればその旨記載します。

退職して転職活動中の方は最後に右寄せで以上と書くのもお忘れなく^^

在職中の方は 左寄せで現在に至る 次の行に 右寄せで以上 と対(つい)で書きます。

失敗エピソード

  • 職歴・学歴欄が少なすぎる市販履歴書を購入して、失敗したと思いました
  • 短期の仕事も多数、職歴欄に書き、仕事が続かない人だと思われてしまいました

3.免許・資格欄

この欄には普通自動車第一種運転免許、TOEICスコア、日本商工会議所主催簿記検定、Microsoft Office Specialist Word 2016などを記します。もちろんお持ちであればです。

この欄には保有免許資格を、名称を略すことなく正式表記します。また検定など、免許や資格ではありませんが技能・技術も業務に有効で、就職に有利と判断したものは積極的に記載したいところです。

略して 英検 って書いたらダメですよね? 手書きだと省略したくなります^^

はい。普段はたしかに 英検 で通用しますが、履歴書には 実用英語技能検定 と書くべきです。

あと、

  • 時系列
  • 重要度
  • 関連度

の順に書くことが可能です。資格・免許多数の場合は(業務や会社に)関連している順に記載するのがオススメです。

また勉強しているというだけで評価されることもありますので、勉強中のものがあれば積極的に書きましょう。

失敗エピソード

  • 資格欄を埋めるため、どうでもいい資格まで書きましたが評価に至りませんでした
  • 仕事に役に立たない資格を書いて出したら、面接官から嫌味を言われました

4.志望動機

志望動機は言い換えると応募理由です。なぜその会社なのか? 他社ではダメなのか? を自身の経験や能力、意欲も交えて説明します。

今どきですとホ-ムページなどを見て、企業研究をして応募理由を考えるのもアリですよね?

そうですね。あと最も大切なのは自分を採用すると応募先にどれだけのメリットがあるかも理由に絡めることです。例えば入社できれば、自分だけは成長していけるとWin-Loseを書くより、ともに向上していけるとWin-Winを書くと最高の志望動機が完成します。

5.本人希望欄

ここは希望ではなく「(勤務条件は)貴社の規定に従います」などと、従う旨を書くのが一般的ですが、

  • 業務
  • 勤務地
  • 勤務時間

などどうしても譲れないものがあれば、希望を記載しても問題ありません。ただしぶっきらぼうに書くのではなく、なぜそのように希望するのか、理由を添えてあげるとより丁寧な印象になります。

また持病がある際も、その診断名や会社に配慮もしくは支援していただきたいことがあれば同じく、理由を添えて丁寧に記入します。

ただしいくら本人希望欄だからといって、具体的な希望年収は書くべきではありません。また志望動機、自己PRは別に、きちんと書く欄が設けられているはずですからそちらに書きます。また本当に希望がなくても、特になしと記載するのは仕事の意欲をアピールするうえではマイナスです。

6.賞罰欄

何もなければ 1行目に なし もしくは 賞罰なし 2行目に 以上と書くだけです。

賞罰欄はいわゆる過去の受賞や表彰、犯罪の履歴を記載します。ここでいう犯罪の履歴とは、懲役、禁固、罰金など「裁判」で確定した有罪判決があるものに限られ、無罪、起訴猶予、逮捕歴などまで言及して書く必要はありません。

車のスピード違反などはどうなのかな?

これは刑事処分ではなく行政処分ですから原則、書かなくていいですよ(笑) ただし業務上、運転がメインとなるような求人に応募すると、面接時に運転記録証明書の提示を企業側から求められることも十分あるでしょう。

7.扶養家族欄

扶養家族とは基本的に、自分の稼ぎで養うことができている世帯同居人の数のこと

  • 未成年のお子さん
  • 定年退職したあとのご両親

などがわかりやすい例です。

扶養家族の有無は健康保険料負担、源泉徴収事務に大きく関わってきます。ゆえに会社は扶養家族について事前に、確認しておきたいのです。ちなみに履歴書に記載するのは健康保険で適用となる扶養家族数が一般的です。

《被扶養者の範囲》

1.被保険者と同居している必要がない者

・配偶者

・子、孫および兄弟姉妹

・父母、祖父母などの直系尊属

2.被保険者と同居していることが必要な者

・上記1.以外の3親等内の親族(伯叔父母、甥姪とその配偶者など)

・内縁関係の配偶者の父母および子(当該配偶者の死後、引き続き同居する場合を含む)

上記のほか収入要件などもあります。そのあたりは引用元のリンクでご確認いただき、扶養家族の数を割り出していただければ幸いです。

もちろん扶養家族の数に、自分自身を入れないでくださいね(笑)

8.通勤時間

通勤時間は往復ではなく片道で、所要時間を記入します。公共交通機関の移動時間だけではなく徒歩での移動時間も考慮します。原則、自宅玄関から会社入口までの最短のルートと覚えておきましょう。なお単位は5分刻みで書くほうが一目で伝わりやすく、一般的といわれています。

57分と書くより60分と書いたほうが、なんとなくしっくりきますね。

9.証明写真

写真の鉄則はまず3カ月以内に撮影したものであることと、サイズが縦40mm横30mmであることです。

証明写真といえば写真館か、証明写真機での撮影を思いつくのですが、転職とキャリアアップがオススメするのはもちろん、写真館での撮影となります。

えっ? そうなの? スーパーや駅ナカなど至る所に証明写真機はありますよね? 安いし時間を選ばず撮影できて便利だと思うのですが?

写真館を開業しているのは基本、プロカメラマンです。撮影時使用する機材もプロ仕様ですし、機械ではまだ難しすぎてできないこともあります。

それはいい表情をした瞬間に、すかさずシャッターを押すことです。AIでも可能かもしれませんが、やはり長年培われてきた職人の勘にはかなわないはずです。

また写真館専属のスタイリストさんが常駐している場合もあり、自分では気付くことができなかった身だしなみの乱れを直してくれたり整髪してくれたりします。

ある程度の初期費用はかかりますが、その後は必要な数だけ焼き増しをお願いすればよく、トータルで考えると、きっと経済的なはずです。

写真を履歴書に貼るときは、その前に必ず裏にやさしくペンで(筆圧を強くしたりせず)名前を記入して、スティックのりではなく両面テープを用いるのがベターです。

へぇ、意外…。

マストではありませんが両面テープのほうが、のりより接着力があり、シワになりにくくカンタンにはがれ落ちることもありません。塗りすぎると写真枠からのりがはみ出しますので、オススメしません。

10.封筒

封筒の宛名は、縦に書くのが一般的です。担当者個人に送る場合は「○○○○、特段指定がなく企業に送る場合は「○○株式会社御中などと記入します。

「○○株式会社行」と印刷された封筒を用いて送る際は、「行」の部分を二重線で打ち消し、横に「御中」と記入します。なお封筒左下付近には応募書類であることが一目でわかるよう、赤字で「履歴書在中」もしくは「応募書類在中」と記します。これだけで仕事するうえでの配慮がしっかりとできていることが、アピールできますので忘れないようにしたいものです。

なお封入時、履歴書は折らないようにします。そのためA4サイズがすっぽりと入る角2サイズを選び使用します。封筒の色はスタンダードないわゆる茶封筒よりも白色封筒のほうが印象よく、映えます。

あとは

  1. 送付書
  2. 履歴書
  3. 職務経歴書

順に重ねクリップ留め、透明のクリアファイルに入れます。このとき逆さまに入れる、雑に入れ変なシワや折り目をつくってしまうのは避けたいところです。

 

まとめ

今回のポイントは、

  • 履歴書は稀に手書き提出を求められることがある
  • 個人情報、学歴・職歴、免許・資格など正しく書く
  • すべてやり直しになるため誤字・脱字には気をつける

です。

特に在職中の転職活動は忙しく、思うように時間がとれません。しかし応募先から求められたら時間をつくってでも、履歴書を手書きするしかありません。

個人的なオススメは、コワーキングスペースにドロップインして

  • 雑音なし
  • 雑念なし
  • 飲食なし

の環境で集中し、一気にキレイに書き上げるのが理想のような気がします。

コメント