転職入転職入社1日目の流れ、入社事前準備7つ、管理職が入社初日から部下と良好な人間関係を築く方法についても解説

転職のノウハウ
この記事でわかること
  • 入社日までにすべきこと
  • 転職1日目の流れ
  • 管理職・役員の転職初日
  • 部下との人間関係構築のヒントほか

転職活動は「転職したらゴール(終わり)」ではなく、ある意味ここからが勝負です!

中途採用は即戦力ですから、それなりのパフォーマンスが求められるんですよね? 失敗も許されないし…。

まあ、たしかにそうですが入社初日からうまく動けなかったらどうしよう…と気負わずに。
しかし新天地でのスタートを成功させたい、しっかりと認めてもらいたいと思うことは大切です。

ねえセイジさん、転職して入社しますよね? 初日(1日目)ってどんな感じなのですか?

そうですね…。
初日はやはり誰しもが少し表情や気持ちが硬くなります。心機一転、緊張、期待、不安と会社へと向かうときの気持ちは人それぞれでしょう。

私、ドキドキしそうです。緊張してガチガチになる、なんかイヤだな^^

では私の体験も交えつつ…。

今回は、

  • 入社日までにすべきこと
  • 転職1日目の流れ(モデルケース)

などについてお伝えしていきます。

 

入社日までにすべきこと

1.スーツ、シャツ、ネクタイの新調・クリーニング

第一印象は最初の5秒ほどで決まります。転職とキャリアアップではすっかりと常連になった「メラビアンの法則」が根拠です。具体的数字で表すと、

  • 視覚情報 55%
  • 聴覚情報 38%
  • 言語情報 7%

半分以上は見た目で、第一印象が決まってしまうといわれています。そのため初日はいつも以上に気合を入れて身だしなみを整え、出社すべきです。

心機一転、気持ちよく仕事に取り組めるはずですから、できるかぎり
・スーツ
・シャツ
・ネクタイ
は1着だけでも新調していただきたいです。

しかしどうしても費用はかさみますので貯金から出すのが厳しいなら、最低限、早め早めにクリーニングに出しておきましょう。

2.ビジネスバッグ、中身の整理・メンテナンス

ビジネスバックの中身を整理しましょう。バッグの中に前職時代の書類や備品類が入っていませんか?

もしそうなら一度すべて出してください。

転職前の書類や備品が入っているかばんを、新しい上司や同僚が見たら、「彼(彼女)の仕事への姿勢、管理はどうなっているのか…」と物議をかもすことになるでしょう。

返却漏れがあったならお世話になった会社に郵送し、返却不要なら、わかるように区分して自宅保管。もし「今後、混同するかも」と考えたなら、思い切ってシュレッダーにかけるか、ルールに則って処分しましょう。

ビジネスバックが革製品なら、革・レザー用ワックスなどで磨いて、つやピカにしておかれてくださいね。

3.靴を磨く

ビジネスバッグ同様、靴を磨くことも忘れずに。土汚れはもちろん、ホコリなど足元の汚れは意外に目につきます。

特に男子諸君、女子は靴を見て、どんな男性かを判断しています。その点お忘れなく^^

また1足しかない靴が傷んだ状態なら、リペアするか新調されるといいです。

4.スマホの個人情報の整理

入社日を迎える前、必ずスマホの電話帳、LINE、Chatworkなどを整理しておくようにします。これから転職先の上司、同僚、取引先など会社関係者の連絡先がどんどん増え全容が変わっていきます。私なら不要なデータは手帳に記したうえで消去します。

容量に余裕があれば消去する必要はありませんが、せめて肩書などは次のように書き換え、処理しておくべきです。

変更前変更後
坂本課長〇〇会社(前職の会社名)、坂本さん
山田部長〇〇会社(前職の会社名)、山田さん

退職後はもう上司ではないですから、書き換えるのが正解かもですね…。

LINE、Chatworkは、上司などにピン留めをしているのを外す程度です。万が一、前職時代のグループに残ったままなら、その旨、会社に伝え、削除してもらうよう要請します。

もし前職時代、仕事で使っていたなら自宅のパソコンも同様です。

5.会社提出書類を準備、用意しておく

転職先から前もって書類を提出するように指示されているはずですから、こちらは早め早めに準備します。

  • 不明点が出てきた
  • 書類が用意できない

ときは、わかった時点で速やかに担当者に報告、相談し、指示を仰ぎます。

以下念のためですが、ほとんどの企業で提出を求められている書類です。もちろん転職先によって異なり、指示があったものだけ用意すれば足ります。

5-2.入社時必要書類の例

前職会社関連

書類備考、入手先など
年金手帳万が一、紛失した場合は年金事務所へ
源泉徴収票前職会社が発行
雇用保険被保険者証前職会社から交付

転職先から指示

書類備考、入手先など
年金手帳万が一、紛失した場合は年金事務所へ
源泉徴収票前職会社が発行
雇用保険被保険者証前職会社から交付
書類備考、入手先など
扶養控除等申告書
健康保険扶養者異動届扶養すべき家族がいる場合
給与振込先の届書会社が交付
身上書会社が交付
健康診断書会社指定医療機関、かかりつけ医など
住民票役所
誓約書会社が交付
身元保証書会社が交付、身元保証人を立てる必要あり
身元保証人の印鑑証明書身元保証人に入手依頼する、役所
卒業証明書最終学歴母校、遠方の場合は問い合わせる
免許証・資格証書の写しコンビニコピー機などで、置き忘れに注意

6.実際に会社や配属先場所まで通勤

入社日に1分1秒でも遅刻をするのは避けたいところです。そのため前日までに一度、実際に始業時間に間に合うよう通勤し、道順や所要時間を確認しておくといいでしょう。

待ち合わせ場所が指定されているのならその場所、特に指定なしで配属先がテナントビルのフロアまるごとや一区画なら、可能な限りそこまで昇れるエレベーターのところまで。自社ビルなら入口(従業員専用)の場所などをチェックしておくべきです。

あれ? 転職の面接で一度は訪れているはずですけど…。

そうですね。面接が別の場所、オンラインというケースも考えられますから、入れてみました。

とにかく初めて行く場所なら、予行演習すべきです。もちろん1日目は時間に余裕をもって早め早めに行動するに越したことはありませんので、せめて指定時刻15分前に着くよう心がけましょう。

また確認時に、転職先社員とみられる方がどの時間帯に出社されているかも見ておくと安心です。

7.あいさつの練習

早ければ1日目、配属先で上司や同僚と初顔合わせとなります。その際のあいさつは大切です。できれば台本を用意し、何度か口に出して覚えておくようにします。最低限、名前、カンタンな経歴だけは伝えるようにします。

例)本日からお世話になります。〇〇と申します。前職では〇〇業務を〇年ほどしておりました。これまでの経験をここで活かせるよう努めてまいります。至らない点も多々あるかと思いますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

これは全体向けですね。

はい。個別なら、相手が業務を中断してとなりますので、かなり手短にすべきです。
例)〇〇と申します。至らない点もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

「印象を強く残すためにインパクトのある自己紹介を!」

とアドバイスするサイトがあったり、転職エージェント担当者もいたりしますが、その必要はありません。

インパクトが強烈すぎると、過度な期待やバイアスがかかり、のちのち苦労するのが目に見えています。さりげなく入社し、さりげなく役に立っていくくらいがいいのです。

ここまで入社日までにすべきことを把握できたところで、次章以降、1日目(転職初日)の流れについて解説していきますので、ご参考いただけますと幸いです。

 

転職1日目の流れ(モデルケース)

転職初日の1日の流れについて

  • 20〜30代(若手・中堅)
  • 40代~(管理職・役員)

に分けて説明いたします。両者おおよその流れは同じですが、ご確認いただけますと幸いです。

20〜30代(若手・中堅)の転職1日目

1.出社

転職先から特段の指示がなければ「始業時間に会社に行けばいいのだろう」と考えるのではなく、前日までに担当者に一度、連絡をとり出社時間と集合場所の確認を行いましょう。

当日はくどいようですができるかぎり遅刻はしないよう、時間に余裕をもって行動します。

1-2.管理人セイジよりアドバイス①

入社日はだいたい、会社入口前まで来るようにいわれます。ロビーがある会社であれば受付後、ロビーで待つよう指定されることが多いです。

受付で本日入社の旨を伝え(しっかりとした会社であれば人事から話が通っています)、呼ばれるまで待ちます。このときは人事部門の方が降りてきて対応してくれるでしょう。

そのあと多くの場合、自分のデスクに案内されることはなく、同日入社の方がいればその方々と一緒に会議室や座学を行えそうな場所に案内されることとなります。

2.入社事務手続

席に着くと会社で使用する備品がすでに用意され、置かれているケースが多いです。ここで担当者からあらかじめ指示されていた必要書類の提出を求められます。前日までに用意していたはずですから、今一度、不備や誤りがないか確認し提出します。また当日その場で書くように指示されるケースもあるでしょう。

1日目は、

  • 印鑑
  • 口座がわかるもの

を(たとえ指示されていなくても)持参すべきです。

3.オリエンテーション

入社1日目にオリエンテーションを実施するのが一般的です。そこで転職した会社について学びます。

3-2.管理人セイジよりアドバイス②

たとえ営業職だったとしても、転職初日からいきなり「さあ、外回りして契約をとってきてください!」とはならないでしょう。やはり初日は座学メインで、主に社史や仕組みなどを学ぶことになります。

どうして社史や仕組みなの?

会社としてはやはり創業者の思い、事業を立ち上げた経緯、どのように発展してきたのか、社風や伝統、ルール、社内であるべき姿(求められている人物像)に至るまで今一度、お伝えし、共有しておきたいが一点、これからいい意味で「愛社精神」をもって仕事に取り組んでいただきたいが一点でしょう。

そして座学ではきっと、転職活動中にいくら企業研究をしても出てこなかった深い情報を得ることになるでしょう。

つまり会社が社員に共有する情報は社外秘で、ここから真の会社への理解が始まるのかもしれません。

座学は正直、動画などを流してサクッと終わらせるものではなく、意外と熱の入った講義形式で、先輩社員などが丁寧に詳細に(長々と)話をされるケースが少なくないため、退屈かもしれませんが会社は予算を組み、その費用を出しているわけですから、その点心得て、臨みたいところです。

OJTのほうが現実的では?

個人的にはそう思っていますが、意外と内容はこれから先、役立つ項目も含まれていますから、ないがしろにできません。

3-3.入社オリエンテーションの内容
  • 会社概要
  • 経営理念
  • 社史(会社の歴史)
  • 就労・人事制度の説明
  • 人権啓発など

転職組は一度、新入社員研修を受けているはずですからおわかりのことと思いますが、「あ、またこの手の話か…」と感じてしまうくらい、本当に退屈です。

でも大切なことですよね…。

はい。このなかで特に聞いておいたほうがいいのは「就労・人事制度の説明」「副業規定」です。

中途入社後、直面し得る問題は、残業が多い/仕事内容が合わない/聞いていた話と違うなど、まさしく労働条件だからです。

問題が起こった際、相談窓口があるか、味方にできる就業規則か、社内FAなど他部門に逃げる手立てがあるか、規約を盾に自己防衛できるかをよく見ておくことをオススメします。

また副業をしている人は、副業の方針について言及がないかよく話を聞き、資料などにも目を通しましょう。自ら申告する必要はないと思いますが、会社のほうが明確に禁止しているなら何かしら明記しているはずです。

ここで1日の大半を過ごしてしまうこともあれば、早く終わり、配属先に連れて行かれることもあります。

4.あいさつ

入社事務手続やオリエンテーションは基本、別室ですから、そこに新しい上司や同僚などが迎えにくる、もしくは人事部門の社員が配属先まで案内し引き継ぎます。

実質ここで、初顔合わせとなります。あいさつは
全体に向けする
1人ずつカンタンにして回る
ことになると思いますが、どちらも大切です。これも先述しましたが前もって練習しておくと安心です。

5.設定など

1~4が手短であれば、まだまだ1日は長いです。デスクに案内されて割り振られたPCで、メールアカウントなどの設定を行います。教育担当者などの指示に従い進めていきましょう。

より具体的な業務内容もここで説明を受けます。説明を受けるなかで出てきた疑問はその場で質問し、解消しておけば2日目以降、スムーズに業務に入れます。

6.実務

多くの場合、オリエンテーション~設定あたりでちょうど初日を終え、実務は翌日からとなるでしょう。しかし終業まで時間がまだまだあれば、ここから実務に入ります。

まずは指示に従いつつ、同じ部署の人の名前を覚える、相手の余裕を見ながら積極的にコミュニケーションをとってみるところから始めましょう。

7.退社

定時になったからといって離席し、勝手に帰るのではなく、周りの様子を見て一度、教育担当者や直属の上司に「やるべきこと」などを確認するのが賢明です。

特段、何もなければ「帰っていいよ^^」などと声をかけられるはずですから、そのまま退社となりますが、周りに「お疲れさまでした」「失礼いたします」とあいさつし、帰宅します。

また後述しますが、入社初日に歓迎会が入るなど、うれしいサプライズが起こることもありますので、その日のアフターファイブの予定は空けておいたほうが無難です。

7-2.管理人セイジよりアドバイス③

やはり転職初日、業務が終わるとそのまま飲み会になることも少なくありません。体育会系のノリ、楽しいことをやりたがる社員が多いなど、部署によっては大々的に宴会を計画してくれて「部や課をあげて歓迎会!」といううれしいイベントが待ち受けていることも多いです。

ただ期待厳禁です。初日になかったからと凹む必要はありません。私の経験をお伝えすれば

転職1回目:歓迎会なし
転職2回目:少人数で飲み会

で、1回目は入社1カ月目に忘年会があり、そこで大々的に歓迎いただきました。今風にいえば「ツンデレかよ!」ですね(笑) それはそれでうれしかったです。

また2回目は割とこじんまりとした感じでしたが、これくらいのほうが私も気を遣わなくてよく、「今回の職場の人たちとは気が合うかも」と感じていました。

私の友人や知人に話を聞くと、だいたい初日に飲み会があったようですから、このあたりは会社や所属する部署によって違うのでしょう。

なお転職者多数の会社では飲み会を一切やらないこともあり、2018年現在私の職場(IT部門)もそうで、歓迎会を行いません。

ここからは管理職、役員の1日目についてお話していきます。

管理職、役員の転職1日目

管理職、役員はもはや即戦力ではありません。即戦力をも束ね牽引していくべき“ワンランク上の立場”です。

そのため管理職、役員クラスについては、転職初日から管理職、役員としての振る舞いや働きが求められます。

会社によっては①転職1日目からしばらくオリエンテーション、管理職研修などのスケジュールが組まれ、みっちりと教育を受け、研修終了後に配属先に赴任するパターンや、②役職に関係なくモデルケース通りに過ごすパターン、③前任者がいれば引き継ぎ等を行い、その後、役員・管理職のみが招集され打ち合わせ・会議・会食などが催されて1日を終えるパターンも考えられます。また経験値によっては④転職初日からいきなり、実務に入ることも予想されます。

いきなり実務だといろいろと心配、不安ではありませんか?

そうですね…。

そこでここから管理職、役員として転職入社した場合の実務について

  • 会社から求められていること
  • 部下との人間関係

の2つの切り口で考察、お伝えしていきます。

中途入社管理職・役員に会社が求めるもの

管理職や役員として採用されるほどであれば、おそらく優秀な方と思われますので、あらかじめ入社前に、

  • 募集の背景
  • 採用理由
  • 喫緊の課題
  • やるべきこと

を確認、把握されておられると思いますが、会社が管理職を外部から採用する理由(求めていること)は、次のようなものが考えられます。

  • 組織体制の強化
  • 新規事業の立ち上げ
  • 不採算事業の再建
  • 会社を改革したい
  • 海外展開を考えている
  • 女性管理職の登用
  • 前任者退職の混乱を収束させたい
  • 職場の士気を高める
  • 職場人間関係の改善

もちろん旧態依然を良しとすれば、創業時からの伝統を守りながら問題解決を求められますし、会社改革が必要という話なら、これまでの経験や実績を引っ提げ、既存のルール、やり方、マニュアルなどにメスを入れ、大々的に改善、変更する役割を担わなければなりません。

通常、前職会社のルール、やり方、マニュアルを転職先に提案したり、押し通したりするのはNGでしたよね?

はい。もちろんそうですが、関連記事には次のように記しています。
“管理職として部署の変革をと経営陣や人事部から使命を与えられての転職、新しいプロジェクト立ち上げのために、その業界の経験者もしくはスペシャリストとして中途採用をしていただいたのであれば、しっかりと提案を“

私が心配なのは部下となる転職先既存社員との人間関係です。大丈夫なものですか?

そこはやはり、役員、管理職は配慮しなければならないです。部下とうまくやっていくヒント、知りたいです?

私、管理職じゃないけど、教えてほしいです!

わかりました。詳しく解説します。

新任管理職、役員が部下と良好な人間関係を築くヒント

DODAの調査で、87.7%の方が転職後「人間関係がうまくいくか」不安に感じていたということがわかっています。これは管理職、役員も例外ではないと思います。

若手・中堅ならNG行為である、前の会社の仕事のやり方・ルールなどを提案し、改革を推し進めていこうとする場合はなおさら、既存社員の大反発が予想され、かなり先が思いやられるのではないでしょうか。

そこで今年、私が読んだ本、『最高の上司は、何も教えない。』に書かれていたことをヒントに、エッセンスを抽出し、お伝えしていきます。

1.自分から部下を理解しようとする

管理職、役員として赴任した1日目、上司初心者がやりがちなのが上から「自分のポリシー」を伝えることです。まだ信頼関係が構築できていないなか「そのようなことをいきなり言われてもね…」と聞き入れてもらえるはずがありません。

上司としての第一歩は、現状を把握し、部下を観察することです。必要に応じ質問を投げかけ、回答があったら口出しではなくフィードバックしていく、これを重ねることで部下の本当の姿を引き出すのです。

「あなたのことを知りたい」という意思表明が伝われば、部下は安心を得られ、そのうちポリシーも追々、伝えられ、自然と受け入れられる日がくるでしょう。

部下だって新しい上司に、不安なんですよね?

2.部下と目的を共有する

上司が牽引していかなければならないのが仕事と組織。2つを同時にうまく動かしていかなければなりません。

『経営者の役割』を著したチェスター・バーナードは組織存続要素のひとつに、共通の目的を持っていることを掲げていました。

自分がなぜ会社に採用されたか、目的(解決しようとする内容)は何かを部下に説明し共有してもいいのではないでしょうか。共有したことで自分ごとになり部下も、同じ方角に向かい共に歩きだしてくれるかもしれません。

3.正しいことを推し進めていく

同書には、自分が大事にしたいことがわかっている、自分を信じれる、部下に出す指示はすべて正しいと確信し実行するのが最高の上司という旨が書かれています。

ここでは会社から求められていることを満たす行動が正しいといえますが、その行動は新管理職、新役員が「その理想の姿は何か」を思い描けなければ、始まりません。

正しいことをするため最終的な理想形を考えないといけないんですね。

参考文献
最高の上司は、何も教えない。森泰造著 ビジネス社

 

まとめ

転職1日目、特に管理職、役員の方はこれから重圧かもしれませんが、若手、中堅で入社日までにしっかりと準備し、遅刻せず、あいさつさえ失敗しなければ、「何だこんなものか」と思うことがほとんどで、拍子抜けするほどアッサリと終わり「不安に感じていた時間を返せ!」と思うでしょう。

既存社員も正直、それほど気にかけず「あぁ、また誰か入ってきたんだ!」程度にしか思わないはずで、気負う必要はありません。

とにかく時間が経てば慣れますし、アウェイ感も緊張も日に日に薄れます。気がつけば以前のようにホームとして平然と働いていけますので、気楽にいきましょう!

コメント

  1. いわき市、高木厚誌 25歳。 より:

    皆様。頑張って下さい。