転職活動は「転職したら終わり」ではなく、ある意味ここからが勝負です。

中途採用はそれなりのパフォーマンスが求められるため、入社してからうまく動くことでしっかりと認めてもらうことが大切です。

初日はドキドキしながら会社へと向かうことになりますが、アッサリと終わることが多いです。その流れを見ていきましょう。

転職者の第1日目の集合場所と大まかな内容

新しい会社に入社すると、大体は会社の入り口前まで来るように言われます。

ロビーがある会社の場合はロビーで待つように指定を受けることが多いですね。受付を済ませ(人事から話が通っているのでその旨伝えれば通れます)、相手が来るまで待つことになります。この際対応してくれる人は大体が人事部門の人です。

転職者はその会社のことは全く分からない状態から始まります。そこで、第1日目は会社の歴史や仕組みを覚えることに大体の時間が割かれます。

 

入社オリエンテーション

会社の歴史、仕組みを覚えるために初日は入社オリエンテーションが行われことが多いです。

長々と話をするケースが多く、以下のような内容を中心に半日~1日程度行われます。

  • 会社の歴史・概要
  • 就労・人事制度の説明
  • 人権啓蒙関係

これは新入社員に実施している内容に毛が生えた程度の内容で、多くの転職者にとっては「あ、またこの手の話か…」という退屈なものです。

 

会社の歴史や経営理念はここで聞いても大体忘れてしまうので、話半分で良いでしょう。ちなみに、私が経験した3社ではそれぞれ経営理念がありましたが、もう完全に忘れています。

この中で、特に注意して聞いておいた方が良い点は「就労・人事制度の説明」です。

というのも、新しい会社に入社した後に転職者が直面し得る問題が、労働条件に関する話だからです。

(例)

  • 残業がないと聞いていたのに実際はかなり多い
  • 仕事内容が想像と異なり合わなかった

この手の問題に合った時、相談できる体制があるか(就業規約があるか)、万が一は社内FAなどで他部門に逃げる手立てがあるか、社内規約を盾にして自己防衛をできるかをよく見ておいた方が良いでしょう。

 

副業をしている人は副業規定があるかも確認しておきましょう。明確に禁止しているケースもあれば、「事業をしてはいけない」と曖昧な表現をしているケースもありますが、会社に知れた際にどの程度のインパクトがあるかを把握しておきます。

ただ、最近は副業を解禁するケースも増えているので、公務員でもない限り過度に気にしなくて良いです。

また、何かと押印するケースもあるため、ハンコは忘れずに持っていきましょう。

 

部門オリエンテーション

入社オリエンテーションが終わると所属する部署への引渡しが行われます。

同時入社時の人数が少ないといきなり所属する部署へ行くこともありますが、基本的には先に説明したオリエンテーションの形で人事や総務が別室で説明を行うことが多いです。

初日は自分が今後従事する業務の話は突っ込んでは行わず、概要説明程度で終わることがほとんどです。業務の詳細説明や関連部署への挨拶などは翌日以降となることが多いですね。

  • 部内の人間への挨拶
  • 勤怠や経費処理系のシステム・仕組みの説明

大体これくらいのことをしていると、初日は定時になります。

 

定時のタイミングで部門内で集合をかけて挨拶をさせられるケースも多いので、短めの自己紹介を考えておくと良いです。

指定される時間はマチマチですが、~30秒程度もあれば十分です。「3分~5分」程度と言われるケースもありますが、それだけ喋っても相手は途中から聞いていないので、短く切ってしまって良いです。

私の場合は「3分で自己紹介して」と言われましたが、10秒くらいで終えました。どうせその後個別に話機会があるので、詳しい自己紹介はその際で十分です。

 

「印象を強くするためにもインパクトのある自己紹介をしよう」

とアドバイスするサイトや担当者もありますが、別にその必要はありません。インパクトが強いと過度の期待やバイアスがかかるので、後々苦労することの方が多いです。

さりげなく入社してさりげなく役に立っていくくらいの姿勢が楽です。

 

定時後は飲み会が多い

初日の業務が終わるとそのまま飲み会になることが多いです。

宴会を計画していてくれていることも多く、部や課を上げて歓迎会! といううれしいイベントが待っていることが多いです。

ただ、それが行われなくても気にする必要はありません。

私は2回転職していますが、

  • 1回目:歓迎会なし(1ヵ月後の忘年会と兼ねた)
  • 2回目:少人数で飲み会

と割とこじんまりとした感じでした。ただ、これくらいの方がこちらも気を使わなくて良いので、逆に受け入れ先の気遣いを感じました。

 

このあたりの対応は会社や所属する部署によって違いがありますね。私の知り合いの転職者は大体初日に飲み会をやってもらっていたようです。

なお、転職者の数がそれなりに多い会社では飲み会を一切やらないこともあるため、催されなかったからと凹む必要はありません。2018年現在私が働いている会社のIT部門は転職者の入社頻度が高いので、歓迎会を行わないことが当たり前になってしまいました。

 

「何だこんなもんか」と思うことがほとんど

入社初日は不安になりますが、拍子抜けするほどアッサリ終わります。

受け入れ側もはっきり言って、転職者のことをそれほど気にもかけておらず「ああ、また誰かが入ってきたんだね」程度にしか感じていないため、全くもって気を張る必要はありません。

そして、入社後数日も経てば緊張もなくなり以前の会社のように平然と働いていますので、気楽にいきましょう。